我孫子智美選手（陸上競技 棒高跳）　現役引退のお知らせ[2021/03/26]

滋賀レイクスターズ所属で陸上競技女子棒高跳びロンドン五輪日本代表／現日本記録保持者（4m40cm）の我孫子智美選手が現役引退をすることになりましたのでお知らせいたします。



【我孫子智美選手 プロフィール】
生年月日：1988年3月17日
出身地：滋賀県草津市
種目：女子棒高跳び
 
＜経歴＞
・私立光泉高校（現・光泉カトリック高校）
・同志社大学（2006年4月〜2010年3月）
・滋賀レイクスターズ（2010年7月〜現在）
 
＜戦績＞
2005年　世界ユース選手権10位、国体優勝
2006年　世界ジュニア選手権7位
2008年　日本選手権 初優勝
2006年〜09年　全日本インカレ 4連覇
2010年〜12年　日本選手権3連覇（2012年大会で4m40cm 日本記録樹立）
2010年　広州アジア大会3位
2012年　ロンドン五輪（予選グループA11位、予選敗退）
2014年　仁川アジア大会2位
2017年　日本選手権優勝


【我孫子智美選手コメント】
この度、現役選手を引退することにいたしました。滋賀レイクスターズには2010年7月より所属選手として迎え入れてもらい、もう10年以上となります。家族、コーチ、トレーナー、練習仲間や母校、そして競技の枠を越え『滋賀』という繋がりでレイクスと数多くの方々に応援・サポートいただき、おかげさまでここまで長く選手生活を続けることができました。
嬉しさも悔しさも含め幸せな競技人生だったと思っています。関係者の皆さまには感謝しかありません。本当にありがとうございました。
今後もレイクスにはスタッフとして残り、今度は滋賀のスポーツを支える側として微力ながら尽力してまいりたいと思います。
引き続きよろしくお願い申し上げます。

 
【坂井信介 公益財団法人滋賀レイクスターズ理事長コメント】
我孫子智美が滋賀レイクスターズでの11シーズンに渡る競技活動を終了、引退を決定いたしました。
滋賀レイクスターズ設立から3年目、初の陸上選手として加入。2012年には日本記録を樹立の上ロンドン五輪に出場。当時、財団法人を設立してプロバスケットボール活動以外に滋賀におけるスポーツの普及、振興、強化活動を本格開始した滋賀レイクスターズにとって五輪出場からその後の競技活動は大きな後押し、貢献となりました。　
また、当初より財団法人の事務局メンバーとしての事務業務と競技を両立。2018年からはレイクス陸上クラブでの設立に関わりメインコーチとして指導も行い、社会人アスリートとしての理想を体現してきたことも称賛に値します。
今後も現在150名となった「陸上スクール」「シーズンスポーツスクール」今春新開設の未就学児及び低学年向け「体育遊びスクール」において、指導及び運営スタッフとして滋賀のスポーツに貢献していきます。 
皆さまにおかれましては、これまでの我孫子智美への応援支援に感謝するとともに、今後の活動に対しても一層の応援をいただければ幸いです。どうぞ、よろしくお願いします。